「ソーシャルスタイル」について

2020年9月25日


「ソーシャルスタイル」という言葉をご存じですか。
1968年にアメリカの産業心理学者「デビット・メリル」さんが提唱したコミュニケーション理論です。
コミュニケーションのタイプを「意見を聞く」「意見を主張する」「感情を出す」「感情を抑える」の2軸の図にして4タイプに分類しています。
これら4つに分類された人々が、人とのコミュニケーションにおいてどのような傾向があるかをまとめたものです。
こちらは大企業の研修などでも使われている理論です。
もちろん人の性格をきっちり4つに分類することはできません。
しかしこの理論を習得すると、性格の傾向が分かるためどのような接し方をすればいいのかが分かるということです。
これから4つのタイプについて説明しますので、ご自分のタイプを考えてみてください。
●アナリティカル(Analytical)タイプ
 『意見を聞く&感情を抑える』
 ・職人気質で分析が得意
 ・仕事を任せると情報の質や量などがきちんとしている
 ・品質にこだわり時間をかけて仕事をする
 ・即断即決を求められる事が苦手
 ・自分の中で納得するのに時間がかかり、一度持ち帰って考えたりもする
 ・リスクを警戒する
●ドライビング(Driving)タイプ
 『意見を主張&感情を抑える』
 ・リーダーになりやすい
 ・単刀直入を好む
 ・即断即決ができる
 ・リスクを取りながらでも進んでいく
 ・結論から話さずに順を追って長々話していく人が苦手
 ・自分のことは自分で決断したいため他者からの指図を嫌う
●エクスプレッシブ(Expressive)タイプ
 『意見を主張&感情を出す』
 ・明るい性格でチームを盛り上げる
 ・皆を元気づけながら引っ張っていく
 ・一貫性を求められることが苦手
 ・ルールに縛られてルール通りの行動を求められるのも苦手
●エミアブル(Amiable)タイプ
 『意見を聞く&感情を出す』
 ・人との協調を大切にする
 ・オペレーターやカウンセラーに多い
 ・日本人に多いタイプ
 ・即断即決を求められることが苦手
 ・優柔不断が多く、特に他者が絡む判断がなかなかできない
 ・人に迷惑をかけたくなく、人のためになら行動できる
以上、4つのタイプですが思い当たるタイプがありましたか?
アンケートに答えていくと自分がどのタイプか分かるツールがあり、私はエミアブルタイプでした。
この診断の面白いところは、自分のタイプが他のタイプからどのように思われているのかが分かります。
また、他のタイプに接する時の気をつける点などが詳しく載っていることです。
例えばドライビングタイプの人は先に結論を知りたいため、先に結論を話してから過程を簡潔に話す方が良いです。
他にアナリティカルタイプの方は時間が欲しいタイプのため、営業をかける時などはその場で即決を求めるのでは無く、必要な情報を渡して持ち帰って考えていただくという方法をとることができます。
この理論は結構当たるといわれていますが、理論を相手に押しつけることは良くありません。
すべてが当てはまるわけではありませんので、ある程度の指標と考えて使っていただければと思います。


本日の発言者:M.N
本日の発言時間:6分


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