「戸別訪問で見つけた地名」について

2020年8月4日


以前、勤めていた職場で戸別訪問をしていました。
その際に出くわした珍しい地名で印象に残っている2ヶ所をお話しします。
まずは島根県安来市の中山間地域にある「未明」という地名です。
通常「みめい」と読みますが、こちらは「ほのか」と読みます。
読み替えのセンスが良いというか、なんとなくキラキラネームのような感じがして印象に残っています。
語源を調べてみると、なんと後醍醐天皇と関係があることを知り予想外で驚きました。
1332年に鎌倉幕府の倒幕に失敗した後醍醐天皇が隠岐島に流される途中で発言した「ほのかに明けたり」という言葉があります。
この言葉が語源となったそうです。
そして翌年に隠岐島を脱出して京都に戻り「建武の新政」が始まりました。
ただ、なぜこのような山がちのルートを通ったのかは不明ですので、今後も調べてみたいと思っています。
次に島根県松江市鹿島町にある港集落で「手結」という地名です。
読み方の見当がつかないかも知れませんが「たゆ」と読みます。
そして「手結浦」と「浦」がつくと読み方が変わり「たいのうら、たえのうら」と読みます。
一体全体「たゆ」なのか「たい」なのか「たえ」なのかと訪問した先で聞いてみましたが、地元の人も分からないということでした。
おそらくは出雲弁の訛りで、「い」「え」「ゆ」の間のような発音をしているのではと思っていました。
そこで調べてみるとそうではありませんでした。
語源は古代の服装「手結(たゆい)」から来ているとのことでした。
手の動きを助ける紐のようなもので、今でいうところのリストバンドのようですがこれが語源だそうです。
ちなみに足の動きを助ける物もあり、これは「足結(あゆい)」といいます。
そのため「たい」も「たゆ」も正解かなと思いますが、「たえ」は訛ったのかなと思います。
ただここがなぜその地名となったのかは分かりませんので、また調べてみたいと思っています。
このように珍しい地名に出会った時に調べてみると面白い発見がありますので、皆さんも調べてみてはいかがでしょうか。


本日の発言者:H.F
本日の発言時間:4分50秒


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