「コミケと著作権」について

2020年3月13日


私には高校1年生になる娘がいます。
毎年「コミケ」に通っており、その中で著作権についての話があり少し調べてみました。
今日はその事を少しお話しします。
まず「コミケ」とは「コミックマーケット」の略称ですが、ご存じでしょうか。
「コミケット」と略される事もあるようです。
そしてコミケはコミックマーケット準備会が主催する世界最大の同人誌即売会のことです。
年2回、8月と12月に開催されています。
前回の来場者数が73万人という国内最大規模の催し物です。
「同人誌即売会」をインターネットで検索すると「多種多様な同人サークルが自作の物品を展示・頒布する」とあります。
またアイドルのグッズやアクセサリーなどの販売もされています。
このような即売会に73万もの人が訪れるそうです。
分かりやすく「オタクの祭典」ともいわれているそうです。
私の個人的なイメージではコスプレをした方がたくさんいて、アニメやアイドルのオタクが集まって騒いでいるというものでした。
ただ、そこで売られている物を細かく見てみると、鉄道や料理・旅行など身近で生活でも使えそうな分野を更にニッチな世界で落とし込んだ情報源としても活用されているようでした。
さて、ここで問題があるとすれば何でしょうか。
「二次創作」といわれるものが著作権の絡みで問題になってきます。
二次創作として代表的なのは、アニメやアイドルのグッズを販売することです。
また、すでに完結しているアニメの最終回を違った物語にしたり、最終回のその後の物語を考えたものを同人誌として販売することがあります。
ではこの「二次創作」が著作権法に違反するのでしょうか。
犯罪には以下の2つがあります。
①親告罪:告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪
②非親告罪:被害者などの告訴がなくても公訴を提起できる犯罪
現在の著作権は一部が非親告罪化となっています。
2018年12月30日に法律が施行されるまでは親告罪で、著作権者が告訴しなければ罪に問われませんでした。
しかし法律が施行されると、広く一般的に素早く著作権侵害に対応できるようになりました。
そして本来、二次創作は著作権法に抵触しますが、コミケのような一大マーケットが構築されていると広告効果もあります。
そのため著作権者が認める範囲であればギリギリOKとされているようです。
コミケというものを身近に感じている方は少ないと思いますが、旅行や料理などといった身近な題材を扱っていることもありますので、興味がありましたらコミケに参加してみてはいかがでしょうか。
ただ会場は非常に混み合いますので気をつけてください。


本日の発言者:Y.I
本日の発言時間:6分


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