「以前住んでいた場所で経験したこと」について

2020年1月22日


私が以前住んでいたのは栃木県那須町です。
森の中にぽつんとある一軒家に住んでいました。
周囲は森で木に覆われており、その木を切り倒して建物を建てました。
通常、住宅メーカーなどにお願いすればライフラインなども含めて対応してくれますが、とても辺鄙な場所なので対応してくれる住宅メーカーはありませんでした。
そのためライフラインなどもある程度自分で手配しなくてはなりませんでした。
今日はその時の経験を少しお話しします。
電気は通っていませんでした。
700mくらい離れたところまでは来ていたので、電力会社にお願いして電線と光ケーブルを引っ張って対応してもらいました。
費用は請求されなかったので、電力会社が負担してくれたと思います。
ちょうど地デジが始まったタイミングで、テレビを見ようとしました。
森の中でしたので通常のアンテナを立ててもテレビが視聴できませんでした。
調べてみたところ、このような場所を「難視聴地域」というそうです。
その地域に認められるとBSのアンテナを使い衛星放送でテレビを視聴することができるということでした。
この申請をしようと思いましたが、そもそも人が住んでいない地域でしたので「難視聴地域」どころか「居住地」としても認められていませんでした。
そのためまず国土交通省に「居住地」であることを認めてもらい、次に総務省に「居住地となったから難視聴地域として認めてほしい」という申請をし、認められた後に改めて総務省に衛星放送でテレビが見られるように申請をしました。
結局のところテレビが見られるようになるまで3~4ヶ月かかりました。
ただ「難視聴地域」の対応も2年間限定で、その間に自分で何かしらの対応をする必要があるとのことでした。
最終的にはよく道路で見かける15mほどの電柱を自前で立てました。
その電柱の先端に地デジのアンテナをつけてテレビを視聴するという対応をしました。
そこは高台にあり標高も高くアンテナも20mあったため、場所は栃木県の北部で福島県との県境くらいでしたが東京の電波を受信しチャンネルも東京の設定で見ることができました。
その他、テレビや電気だけでなくガスも上下水道も通っていないという場所でした。
森林を伐採したり、森の中ということで熊や鹿、猪、猿などもたくさん出てくる場所で僻地ならではの経験を色々としました。
あまりないとは思いますが、僻地に自宅を建てられる場合は私の経験談をお話しします。


本日の発言者:Y.A
本日の発言時間:4分


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